MM2Hビザ申請は「書類申請」と「本申請」の2段階になります。
第一段階の「書類申請」は、書類審査となり、主に申請者の収入と資産状況をみます。審査が通れば、仮承認レターが交付されます。
第二段階は、「本申請」として申請者がマレーシアへ渡航し、ビザ取得手続きを行います。
申請条件は、申請者の年齢によって異なりますので、該当する申請条件をご確認ください。
条件を満たしているかご自身で判断が難しい場合やご質問がございましたら、お気軽に弊社までお問合せください。
申請条件 | 50歳以上 | 50歳未満 |
1.収入証明 | 月額RM1万以上 |
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(手取り約30万円以上) |
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2.資産証明 | RM35万以上 | RM50万以上 |
(約1050万円以上) | (約1500万円以上) |
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3.定期預金作成 | RM15万 | RM30万 |
(約450万円) | (約900万円) |
2020年2月現在の条件です。MM2Hビザ申請条件や申請方法については、予告なしに変更されることがございますので、最新情報については、弊社までお問合せください。
申請者が50歳以上の申請条件
下記1~3の条件をすべて満たす必要があります。
なお、RM1=約30円で換算した金額でご説明しておりますが、為替レートは変動されますので、ご注意ください。
1.月額RM1万(手取りで約30万円)の収入証明
- 収入には年金、給与、役員報酬などが含まれます。
- 年金は基礎年金の他に厚生年金と政府が承認した企業年金が含まれます。
- 収入証明は申請時からさかのぼり3ヶ月間、各月、規定額が証明される必要があります。
- RM1万は手取りの金額(銀行通帳に記帳される金額)です。
- 収入のお金は必ず銀行に入金されており、それを銀行通帳もしくはオンライン明細書などで確認できる必要があります。
自営業の方などで現金で収入を得ている方は銀行に入金し、それが証明できるようになった上で申請する必要があります。 - 収入証明には「年金通知書」もしくは「給与明細書」と収入が入金されている「銀行通帳のコピー」などが必要になります。
2.RM35万(約1050万円)の資産証明
- 資産証明には銀行預金(普通・定期)がご利用いただけます。
- 資産証明は申請時からさかのぼり3ヶ月間、各月、規定額が証明される必要があります。
- 資産証明には金融機関から発行される「残高証明書(英文)」を提出します。
- 「残高証明書(英文)」には金額が明記されている必要があります。
- 不動産は資産証明にはいっさい認められません。
3.RM15万(約450万円)をマレーシア国内の銀行に定期預金すること
- 定期預金はマレーシア国内にある金融機関にする必要があり、預金通貨はマレーシアリンギットになります。
- 定期預金は資産証明RM50万のうちから流用することができます。
- 2年目以降は医療費、家の購入、同行した子供の教育費、新車購入の目的に限り、RM5万を引き出す事が可能です。
※マレーシア観光局への申請が必要
申請者が50歳未満の申請条件
下記1~3の条件をすべて満たす必要があります。
なお、RM1=約30円で換算した金額でご説明しておりますが、為替レートは変動されますので、ご注意ください。
1.月額RM1万(手取りで約30万円)の収入証明
- 収入には給与、役員報酬などが含まれます。
- 収入証明は申請時からさかのぼり3ヶ月間、各月、規定額が証明される必要があります。
- 1万リンギは手取りの金額(銀行通帳に記帳される金額)です。
- 収入のお金は必ず銀行に入金されており、それを銀行通帳もしくはオンライン明細書などで確認できる必要があります。
自営業の方などで現金で収入を得ている方は銀行に入金し、それが証明できるようになった上で申請する必要があります。 - 収入証明には「給与明細書」と収入が入金されている 「銀行通帳のコピー」などが必要になります。
2.RM50万(約1,500万円)の資産証明
- 資産証明には銀行預金(普通・定期)がご利用いただけます。
- 資産証明は申請時からさかのぼり3ヶ月間、各月、規定額が証明される必要があります。
- 資産証明には金融機関から発行される「残高証明書(英文)」を提出します。
- 「残高証明書(英文)」には金額が明記されている必要があります。
- 不動産は資産証明にはいっさい認められません。
3.RM30万(約900万円)をマレーシア国内の銀行に定期預金すること
- 定期預金はマレーシア国内にある金融機関にする必要があり、預金通貨はマレーシアリンギットになります。
- 定期預金は資産証明RM50万のうちから流用することができます。
- 2年目以降は医療費、家の購入、同行した子供の教育費、新車購入の目的に限り、RM15万を引き出す事が可能です。
※マレーシア観光局への申請&許可取得が必要
MM2Hビザを取得するまでの流れをご確認ください。
1.お申し込み
- 申請条件をご確認の上、弊社までご連絡ください。弊社でお客様の申請条件をチェックし、問題がなければ契約書の締結および申請費用のご入金をお願いします。
2.申請書類の提出
- マレーシア観光局・移民局に提出する書類、証明書をご準備いただき、弊社までご郵送ください。
ミスを防ぐため、郵送前に各種証明書をメールで送っていただき、弊社でチェックをします。
書類の作成および証明書の英訳・認証後、弊社からマレーシア観光局・移民局へ提出します。
3.仮承認レターの発行
- 書類審査後、マレーシア観光局・移民局から仮承認レターが発行されます。仮承認レター発行まで書類提出後、8ヶ月~1年程度を要します。
※2020年1月現在、仮承認レターが交付されるまで約8ヶ月を要しています。
※申請が却下された場合は不備内容を訂正し、弊社から再審査申請をします。
4.マレーシアにて本申請
- 申請者は仮承認レター発効日から6ヶ月以内にマレーシアで本申請手続きを行います。
本申請手続きからビザ取得まで弊社スタッフが社用車で同行します。
本申請当日の流れ
申請に必要な書類をご用意ください。
下記1~12の書類が必要になります。
書類 | 部数 | 備考 | |
---|---|---|---|
① | 履歴書 | 申請者全員分 | カバーレター、書類作成に使用 |
② | MM2H申請用紙 | 申請者全員分 | サインのみ |
③ | 健康申告書 | 申請者全員分 | サインのみ |
④ | Job & Salary verification | 収入証明を提出された方 | サインのみ |
⑤ | 口座確認同意書 | 資産証明を提出された方 | サインのみ |
⑥ | 証明写真 | 申請者全員分・各4枚 | パスポートサイズのカラー写真 |
⑦ | パスポートコピー | 申請者全員分 | 表紙、白紙ページを含む全ページ |
⑧ | 戸籍謄本 | 1通・単身申請の場合不要 | 結婚証明、出生証明として使用 |
⑨ | 警察証明書(無犯罪証明書) | メイン申請者 | 警察本部で申請・取得 |
⑩ | 収入証明書 | 給与明細書・年金通知書・銀行通帳コピーなど | |
⑪ | 預金残高証明書(英文) | 金融機関に発行依頼 |
1.履歴書
カバーレター(申請理由の手紙)および各種書類の作成をするために必要な情報です。
2.MM2H申請用紙
パスポートと同じサインを指定箇所にしてください。
3.健康申告書
内容を確認し、チェックとパスポートと同じサインを指定箇所にしてください。
4.Job & Salary verification
パスポートと同じサインを指定箇所にしてください。
5.口座確認同意書
マレーシアから申請者の金融機関に内容開示を求めた場合、それを認める承諾書です。
パスポートと同じサインを指定箇所にしてください。
配偶者の収入証明、資産証明を合算する場合、配偶者の承諾書も必要です。
6.証明写真
カラー写真(水色背景限定)で縦45mm×横35mm のパスポートサイズのものを4 枚ご用意ください。
7.パスポートコピー
表紙や中の白紙のページを含め、すべてのページを鮮明にコピーしてください。
- 白黒コピーも可ですが、濃度に注意し、鮮明なコピーをとってください。
- A4サイズのコピー用紙に見開きでコピーしてください。
- 複数のパスポートを1枚の用紙にコピーしないでください。
- パスポートが過去1年以内に更新されている場合、古いパスポートコピーも必要です。
- ビザ申請時のパスポートが初めて取得したものの場合、サイン認証が必要です。
- パスポート認証は弊社で行います。
8.戸籍謄本
ご夫婦申請およびお子様(21歳未満)を帯同する場合は戸籍謄本が必要です。
弊社で翻訳・認証し、結婚証明・出生証明として使用します。
9.警察証明書(無犯罪証明書)
申請窓口は住民登録のある市区町村を管轄する警察本部・鑑識課です。
申請には申請者本人が行く必要があります。
弊社が記入し、お渡しするMM2H申請用紙、パスポート、運転免許証をお持ちください。
申請から発給までには1~2週間かかります。
窓口受付時間・発給までの日数などの詳細については、直接、管轄の警察本部にお問い合わせください。
- 警察証明書は開封すると無効になります。弊社でも開封することはありません。
- 警察証明書に犯罪履歴がある場合、ビザ申請が却下される場合があります。
10.収入証明書
申請月から直近3ヶ月分の収入証明書をご用意ください。
(例:2019年12月申請の場合、2019年11月時点、2019年10月時点、2019年9月時点)
給与明細書・給与支払証明書・年金通知書のうち一つとそれが入金されている銀行通帳のコピーが必要になります。
- 収入には年金、給与、役員報酬、定期的に支払われる投資利子、家賃収入などが含まれます。
- 年金は基礎年金の他に厚生年金と政府が承認した企業年金が含まれます。
- 銀行通帳のコピーは表紙裏ページ(名義などが記載されているページ)と 直近3ヶ月間の収入が入金されているページが必要です。
- ネット銀行で通帳がない場合は、取引明細書(PDF)をご用意ください。取引明細書には名義者の氏名が記載されている必要があります。オンライン画面のキャプチャー画像は使用できません。
- 自営業の方は弊社書式の給与支払証明書をご使用ください。
11.預金残高証明書(英文)
申請月から直近3ヶ月分の預金残高証明書(英文)を金融機関から取得してください。
(例:2019年12月申請の場合、2019年11月時点、2019年10月時点、2019年9月時点)
- 資産証明として認められるのは銀行預金(普通・定期)です。
- 複数の金融機関の預金残高証明書を合算することができます。
- 配偶者と同時に申請する場合は配偶者名義の預金残高証明書を合算できます。
- 預金残高証明書には金額が明記されている必要があります。